「嘘を言っているようには聞こえませんでした。それが真実かどうかは分からないけど。」
週末に嫁と映画鑑賞。見応えたっぷりの映画でした。
「音」を中心にストーリーが展開されてあり、聞こえていることや見えていることの先にあるものを、物語を通じて考えさせられました。「その先に…」と書きましたが、それは実は先ではなく、ここに今存在する自分の中にあるということを示唆していました。
ドライバー(三浦透子さん)は寡黙で多くを語らないのだが、人が大切にしていることや、会話に嘘偽りがないかを感覚的に理解することができる。車の中で繰り広げられる会話には“本質的な要素”が常に含まれていて、彼女との会話の中の言葉にはそれ以上もそれ以下の意味も存在しない。その純粋な声により聞こえていなかった音や見えていなかった世界が広がっていく。
…こんな感じでしょうか。オススメの映画です。
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