ライバルの定め方(Netflix と ミュージカルの配信)

研修・人材育成関連

2025年が始まったばかりと思っていたのですが、早くも一月が終わろうとしています。時が過ぎる早さが年々増している感覚です。会社もおかげさまで二期目に入って何とかやらせていただいている中で、今年のテーマは「量」です。量を出すにはスピードを上げていくしかないということを痛感しています。ブログも例に漏れずスピード上げないと、記事数も増えないですし、書き続けていないと当然質も高まってこないので、一時が万事。まずは書きます。今年もよろしくお願いします。

何と比較すべきか

タイトルにあるライバルの定め方は株式会社CHIMNEY TOWNさんが運営するYoutubeチャンネル(Back Story)を見て頭に浮かんだことです。ミュージカル「えんとつ町のプペル」のネット配信の価格について議論を繰り広げてた一シーンで、現状「3,500円」で設定している中、メンバーから「安いと思う!」と待ったが入り、劇団四季や海外のミュージカルのチケットと配信の価格を例に挙げていました。
私も肌感リーズナブルな価格と感じていた矢先、西野氏が「業界全体の金銭感覚がバグっている、Netflixの価格知ってますか?」といった趣旨の発言をしていて、確かに月額1,590円(スタンダード)の価格帯やマーケットを席巻するスピード感を考慮すると、現在の設定でも決して安いものではなく、加えてミュージカルに触れていない人へのアプローチが目的の要素にあるので、現行の価格設定の妥当性が理解できたように思えます。
ここで大事なのが何とベンチマークするのか?誰をライバルにするのか?といった観点です。

コーチング業のライバルは

話を私の事業に移します。根強い人気のあるコーチングのサービス。価格はピンキリではあるもののビジネスコーチングの相場感は、2-3万円/1hで大きく外していないとすれば、もし私もコーチング領域を広げていく際に、私のベンチマークすべき対象は現行のコーチングを行っている人なのか?という話に置き換えることができると思います。その答えは明確です。
例えばChatGPTの価格はPlusで$20/月、Proで$200/月です。当然、いきなり人によるコーチングというものが消えるものでもなく、人の独特の良さのようなものがあるとは思う反面、比較対象がズレてしまっているんだと痛感しました。前澤友作氏がChat GPT Proから提供される情報により自分が考える必要が大幅に減って、逆にそれが怖いといったお話をされていました。それぐらいのクオリティを現状で出せているのが事実。映画がネット配信のサービスに置き換えられたように、我々の業界のサービスも現状の競合とは全く違った技術や業界に飲み込まれる危機感を常に持っておかないという話でした。それは同時にチャンスであると考えることが大事かと。

足立 潤哉

足立 潤哉

人材育成を生業としている30代後半の管理人が、純粋に“善い”と感じたものを残していくためのブログです。 活動拠点:茨城県つくば市

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP