間違いからの正しさ

学び・考え方

ミスチルのAnyの歌詞を彷彿させるようなタイトルで恐縮なのだが、自分の認知パターンでアップデートが必要なところがある。
何かや誰かを“間違い”もしくは“違う”と捉えることで、その対極にあることを“正しさ”に据えて前に進んできた経験が多々ある。例えば、新卒で入った会社は周囲に頭のいい人が多かったので、自分のポジションを作るために情熱的な人が自分のアイデンティティのように無意識に主張していたように思える。バスケットをしていた時は練習量の少なさに対して圧倒的にパフォーマンスが高い人を見ると、練習量を増やすことで、同じレベルに達した時にどこか、こちらのプロセスの方が正しいと思いたかったのかもしれない。誰かを否定することでモチベーションを生成していたのだと思う。

周囲を否定することの限界

そうやって自分以外のところに起点を置くことによって、自分の場所を把握したり、進むべき方向性、たどり着くゴールを設定する癖がある。静的な環境、組織、人間関係においては特に違和感がなかったのだが、動的なそれらの中では軸が他人にあると矛盾が生じる。それは今後のキャリア形成の中で足枷になる。この内容は「信頼」ついて調べている時に大きく影響を受けたと思う。今の延長線上に他者との信頼を育むことは極めて難しいと思う。アップデートの時する必要を感じる今日この頃です。。

日本における信頼研究の第一人者である山岸俊男氏によれば、

固定の関係性における自集団内の他者との関係は、その人が既存集団のルールに従うかどうかで判断されるもので、これを「安心」(assurance)と呼び、「信頼」(trust)とは異なるもの。

と区別している。他者との信頼関係を築くといった面においても、否定からの肯定のプロセスから脱却していきたい。

違いが価値になる時代。違いは無理につくるものではなく、元来あるもの。もしくは結果として生じるもの。その違いがうまく機能しない環境下でも誰かを助けたり、助け合ったりして日々を過ごしていきたい。

足立 潤哉

足立 潤哉

人材育成を生業としている30代後半の管理人が、純粋に“善い”と感じたものを残していくためのブログです。 活動拠点:茨城県つくば市

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