ピジョン美和の森(茨城県常陸大宮市、旧美和市)

つくば市や茨城県のあれこれ

育児と育樹、心はひとつ

哺乳瓶で有名なpigeon(ベビーケア事業、子育て支援事業、ヘルスケア・介護事業を展開)さんがCSR活動の一環として「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」を行なっています。私も2020年に応募して21年の現地を訪れました(21.9.28)。赤ちゃんが誕生された方を対象に応募を募り、茨城県常陸大宮市(旧美和市)に植樹を行なってくださいます。植樹の他にも子供に対する一言メッセージを残すことができ、すくすくハウスという建物で言葉を卒業アルバムのようなものに管理してくださります。素敵な活動に参加させていただき貴重な時間を家族で経験することができました。

▼2020年の植樹エリアの前で
植樹エリア

▼全体マップ
ピジョン美和の森

▼この建物の中に各年代のメッセージ集が保管されています(とても綺麗な施設で冷暖房完備)
すくすくハウス

「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」の原点

原点が気になってしまう癖が…素晴らしい活動を続ける原動力や背景を学んでいきたいです。
▼代表取締役社長 北澤憲政氏のお言葉
赤ちゃんを育てること(育児)と、木を育てること(育樹)は、どちらも愛情をいっぱい育てていくものです。そのような想いを「育児と育樹、心はひとつ」というスローガンを込め、茨城県常陸大宮市での育樹活動を行なってまいりました。
▼HPより
社是である“愛を生むのは愛のみ”に沿ったピジョンらしい社会貢献活動がしたい。そんな思いから「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」は1986年にスタートしました。赤ちゃんを産み育てる感動と喜びを多くの方々と共有するとともに、子どもたちの未来へ残す森づくりと、次世代を担う赤ちゃんに自然が永続的に守られていくための環境づくりに貢献したい。
▼応募ページへは以下をクリック

企業の社会的責任(CSR)について思うこと

1.PR<活動の内容
どのように多くの人に知ってもらうかを考えるのはマーケティングの基本だと思うのですが、サービスがあってマーケの活動が連動すると痛感しました。現地を訪問して驚いたのが、全くPRしていないことです。やり方によれば活動自体を現地でPRすることが可能だと思うのですが、入り口がどこか分からないぐらい「pigeon」の文字が美和の森の周辺にはなかったです。実際にナビを入れていても通り過ぎてしまいました(笑)。活動が本質的であれば人が集まってくると信じて、焦ることなく活動内容のブラッシュアップにプライオリティを置くことを忘れずにいたいです。
2.CSRと事業やサービスは分離できない
“CSR”の意義を恥ずかしながら、よく分かっていなかったのですが、美和の森を訪れて分かったことがあります。CSRは単体で存在するものではなく、サービスの一環として存在するということです。つまり、ベビーケア事業が“ビジネス”で植樹は“CSR”といったように分離していないということ。全ての活動が重なり合って企業であるのだと分かりました。
3.地道につづけること
ピジョンさんは植樹以外にも、多くの社会的意義の高いサービスや活動を展開されていると思いますが、私はあまり深く知りません。今回たまたま子供の誕生と植樹への関心が合致して「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」を知ることができました。表面的な興味や関心を狙って策を講じていくのではなく、自分(たち)が大事にしていきたいものを真ん中に据えて活動を継続していることが、いつかどこかで実を結ぶのではないかと思いました。

子供が大きくなったら、また家族で訪れて色々と話してみたいなと思いました。今後もこの活動を陰ながらでありますが、応援していきたいです。

足立 潤哉

足立 潤哉

人材育成を生業としている30代後半の管理人が、純粋に“善い”と感じたものを残していくためのブログです。 活動拠点:茨城県つくば市

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